hacuと尾州シリーズは、2023年にベビーアルパカの豊かなヌメりが顕著に感じられるソフトで軽い糸を使ったニットアイテムからスタート。お陰様で大好評をいただき、早速多くの皆様に愛されるシリーズとなりました。

今年も、世界三大毛織物産地として名を連ねる「尾州」ならではの商品をお届けせねば！ とあちらこちらにアンテナをはってみたところ、今まで使用したことのない新たな希少性の高い糸と出会うことが出来ました！

それは、「ベビースーリーアルパカ糸」。

ベビーアルパカ糸なら、前回と同じじゃないですか？ と思いますよね。
でも、スーリーが付いてる？ スーリーアルパカってなに？ と思われる方もいらっしゃることでしょう。

そもそもアルパカは、ペルー南部や隣接するボリビア・アルゼンチン北部の、アンデス湿潤高原地帯で放牧されている「ラクダ科ラマ属」。良質な体毛は古くから被服の材料として使用され、よりよい糸を作るために品種改良されてきた歴史を持ちます。

そんなアルパカの中でも、ほんの数％程度しか存在しないのが「スーリーアルパカ」なのです。

では、一般的なアルパカとスーリーアルパカ、一体何がどう違うのでしょうか？
一般的なアルパカといえば、ふわふわっとした毛におおわれた、写真のようなかわいい姿を思い浮かべますよね。

ところが、スーリーアルパカはちょっと…いえいえ、かなり違うんです！

今回は、この希少な毛から生まれた糸を使って「hacuと尾州」シリーズ第二弾を作ろう！
そうすれば、きっと「hacu」のお客様に喜んでいただける！

そう確信し、スーリーアルパカ糸の中でもファーストカットとなる、ベビースーリーアルパカの糸を探してみると…ありました！ さすが尾州の紡績工場です！ 世界的に希少な糸を手に入れることができました。

この希少で特別な糸ならではの、まっすぐな毛が生み出す柔らかさと、ヌメりのある光沢を存分に味わってもらえるようと、肌触りを邪魔しないように、無縫製のアームカバーを編み立てました。

実際に手に取ると、生地の軽やかさに反比例した暖かさに、多くの方は間違いなく驚かれると思います。

まるでシルクのような艶感、肌触りでシンプルながら贅沢な「スーリーアルパカのアームウォーマー」は、年齢性別関係なく手に取っていただきたい逸品です。

また、前回の「hacuと尾州」で登場した、ベビーアルパカのアームカバーをお買い上げいただいた皆様から「短い丈も欲しい！」と、たくさんのお声をいただきました。

そのお声にお応えするべく、「やわらかショートリストウォーマー」が登場です！

尾州の紡績工場が紡ぐ空気を含んだ軽さと、やわらかさが特徴のウールや、アルパカを原料とした糸で編み立てたウォーマーは、よく見ると生地にループ感もあり、見た目にも優しい素材感をお楽しみいただけます。

軽やかでありながら、安心できる暖かさがあるショートウォーマーは、手首はもちろん、足首の保温にもお使い頂けますよ。